珍客

2009年04月25日 16:33

縁側で本を読んでいました。

ふと気がつくと、すぐそばに、雲雀。
庭中を歩き回って、たまに一人言をつぶやいています。

幸せなひととき…ネコがくるまでは。



天気の良い日など、たまに雲雀の声が聞こえる事があります。
きっと、近くに巣をつくっているのでしょう。
いくつか、見当をつけている畑はありますが、
今年もどこかの畑に来てくれているようです。

昨日はガネーシャの教えの
『一日なにかをやめてみる』の実践日。
パソコンに触れないと決めていました。

そこで、パソコンが目につかない縁側で、
源氏物語など読んでいました。

源氏の君のドスケベめ、よくもまぁ、女君を手当たりしだい…!
などと思っていたら、庭に鳥が降りてきました。

よく庭にくるのは、ハトやスズメ。
でも、ちょうど中間サイズの鳥でした。
レースのカーテンごしに見ているので、
模様まではハッキリ見えません。

庭をチョコチョコ歩き回って、時々地面をつついています。
ちょっとずつ、近づいてきました。

あの姿、なんかどこかで見たような。
ものすごくワクワクするような、胸が高まってきます。
なんだか、御簾越しに光る君を見ている気分。

鳥は時々こちらを見ながら、徐々に近づいてきます。
本当に手を伸ばせば届く距離まで来て、
家の中の様子をじーっと伺っていました。

うわー、ドキドキするー。

ずっと前、私から3メートル程の距離で
鳴きまくっていた雲雀とよく似ています。

ひょっとして、雲雀?

息継ぎもせず、よくもあんなに大きく通る声で鳴き続けられるものだ。
すぐ近くで聞くと、ビックリする位大きい声なんですよねぇ。
はるか上空でさえずるから、小さく聞こえているけれど。

我が家の庭で遊んでいるかの鳥は、
さえずるというより、一人言をプチプチュ言いながら
のんびり庭を散策しつつ、日向ボッコをしていました。

ちょっと木の影に隠れちゃったので、
源氏物語に戻っていたら…。

急に警告音を出して、雲雀は木の枝に飛びました。

地面をゆうゆうと歩くノラ猫。
耳は両方とも後ろに向いていて、意識は前に無い事を物語っています。

キサマ、我が家のキントト・ファミリーだけじゃなく、
ヒバリちゃんにも手をだそうとしやがったのかぃ?
そうとあっちゃぁ、タダじゃおかねぃ。
カクゴしなっ。

猫はそのまま立ち去りました。
その後、雲雀もしばらく警告音を出した後、
どこかへ行ってしまいました。

あーあ。
この庭は、ずーっと前から猫の通り道。
せっかく来てくれた雲雀ですが、
もう、ここではくつろいでくれないのかもなぁ。

1時間程度のことでしたが、
庭に雲雀が遊びにきてくれて、幸せでした。
こんなに間近で見られるのも、ここらでは珍しいもの。


ところで、源氏物語。
今読んでいる所は、藤壷と源氏の子が帝の世。

患って尼になった六条の御息所が、わが娘の事を心配しつつ、
源氏の君に、
「娘のことは頼むけど、くれぐれも娘に手を出すな」
と釘を刺して亡くなった所です。
(凄い遺言だなぁ。)
まさに心中密かに娘を狙っていた源氏の君。
(本当にどこまでもドスケベな奴だ。)
源氏物語って、個性豊かな沢山の女性達を描かんが為に
わざと源氏の君をドスケベにしたてたのかも…?
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