2008年10月20日 16:19

『色即是空』


これ、仏教用語らしいとは知っていたんですが、
般若心経に出てくる言葉だというのを最近知りました。

母の里に祖父の四十九日に行った時、はじめて般若心経を読んで、
その時に、これだぁ、と知ったんです。


般若心経の解説をさらさらっと読むと、
何もかも無で、存在しないという風に受け取れて
とても不安な気持ちになりました。
この感じ、以前体験した事があったっけ。


私が小学2年の頃、ある日突然、夜眠りに落ちる直前に、

『私が私と思っている私って、本当は何なんだろう。
私の事を私だと今思っているけれど、
私が生まれていなければ私と思う私もいないんだから、
私というのは本当はいないんじゃないか…』

と、急に変な事を思いついてしまって、
それが1ヶ月位の間に何回かぐるぐる思い出されて、
自分が消えて無くなってしまいそうで
ベラボウに恐かったんです。

なんで、こんな事を当時の私が思ったのかは、謎です。
本当にいきなり、どうしちゃったんでしょう。
さっさと寝ようよ、自分(笑)
でも、自分が無くなりそうで、不安で寝られなかったのよ(苦笑)


般若心経の解説を読んだ時、丁度、その時と同じ様な気持ちになりました。
私が空中分解しちゃいそうで、恐いわー。ぶるぶる。


でも、今、般若心経を見てみると、
『五蘊皆空』と書かれています。
『色即是空』とも。
空と無は違う。

『五蘊皆空』というのは『色即是空』のちょっと前に出て来きます。
五蘊というのが色、受、想、行、識。
つまり、現象をどう受け止めて、どう感じ、どのように行動して、どのような経験をしたか、という事らしいんですが。
それらは全て、空である、と。
だから、全ての現象は空であると、そう言う事かなぁ、と、思っています。


現象をとらえる時、自分の意識を通してとらえるので
どうしても『色』付けしてとらえてしまうけど、
実際は、善いも悪いもなく、清くも汚れてもなく、若くも老いてもなく、
比較することのない、ただの『空』。

そう。
比較しなければ、現象としての空のみ。


そう思ったら、楽になりました。
まぁ、もともと楽も苦も無い、ただの空なんですけど(笑)
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